最高の親子仲であるための5つの秘密
私は娘と息子が大好きだ。
目に入れても痛くなかった。仲も良い。
長女は中学一年。思春期真っ盛り。
娘の友達も思春期に続々と参戦中だ。
そして、思春期ガールと親による会話の殺伐さに、我々親子は震えあがっている。
喧嘩はヤメテ‼︎ と。
なぜ、こうも親子の会話が違うのか。
話しを聞くと、子供に対する考えに差異があると知った。
仲良くなる事が全てでは無い。かもしれない。
が、仲が良くても損は無い。とも思う。
なので、今回は我が家での日常のやり取りを記載したい。
ちなみに、私は子育て論と無縁に育ったため、論述を投げて頂いても受け止められない可能性が高い。
どうしても言いたい‼︎ 聞け‼︎ 俺の子育て論を‼︎
という方はメールでお願いしたい。
今日も予防線が冴え渡る。さあ、始めよう。
①夢を共有する
我が家ではお互いの夢を共有している。
以前、妻と将来の話をしていると記事にしたが、 娘とも同様だ。
そして、ここでは全肯定。
夢を否定したことは無いし「そんなのに成れるのは一部のヤツだけ」など、よくわからない理論も出さない。
だって、コレを言われるのが一番ヤル気削がれるから。
どうせ聞くなら「一部のヤツになる方法」だろう。
そして、夢を叶えるなら全力で‼︎が我が家のモットー。
娘はプロベーシストになるので、練習の必要があれば夜寝なくてもokだ。
もちろん「体調管理もプロの内」とアドバイスしている。
本人は自身の調子によってバランスの取り方を学んでいるようだ。
親の言葉は重い。
子供にとって、夢の否定は人格否定に近い。
心配も結構だが、子供は子供なりにしっかりやっている。
親から口出しされるのを、私達も嫌がっていたではないか。
可能性に委ねる
②「好き」を知る
子供が好きなものは徹底的に調査し、同じ様に興味を持つ。
音楽、アニメ、俳優、何だって調べる。
知らない物こそ調べる。
同じ話しになった時、同レベルで話せる為の準備だ。
お蔭さまで、娘の友達からも評判が良い。
好きなものを同じ目線で話せるので食い付きが違うのだ。
きっと、家ではその様な話しが出来ないのだろう。
「ウチの親は理解が無い」と思っているのかもしれない。
父親は会社に勤めていると、家庭内で娘と話しをする機会が少なくなる。
そのため、家庭内全般の負担が妻に偏ってしまう。
なので分担では無いが、娘の好きなものトークはこちらで請け負う覚悟でいる。
妻が不得手なジャンルなら尚更だ。
当然調べるのに時間は掛かるし、知らない単語を覚えるのは大変。
だが、これも娘と向きあう気概だと考えている。
好きなものを通じ普段から会話があれば、母親と気まずい状態になった時に逃げ場になれる。
逃げ場が無いと、子供は身も心も篭るだろう。
妻に掛かっている負担を考えれば何もしていないに等しいが、必要性は高い。
私の事を何も知らないのに!!と、私達も思っていなかっただろうか。
好きなものに興味を示す
③怒らない
怒鳴るのは論外だが、怒ることもしない。
感情に任せても相手への理解は促せない。
その分、トコトン考えさせる。
そして、考えた意見をお互いに話す。
その意見を褒め、認める。
これだけだ。
叱る事も滅多にない。
その代わり「何故」と「今後」は徹底的に話す。
お互いの意見を出し合って。
理不尽に怒ったり叱ったりしても何も変わらない。
感情が高ぶり、声を荒げてしまう気持ちも分かる。
それも可愛さ故だろう。
ただ、子供は親と対峙した時に「何が悪かったか」を既に理解している。
それで十分だ。
言わなくても分かってるよ!!と、私たちも思っていただろう。
自分で考える
④向き合う
父親にする「たまの相談」は重い案件が多い。
事情から学校に行きたくないのなら理由を聞き、一緒にカフェへ行ったりもする。
学校が義務教育だからといって、どんな時も行かないといけない理由はない。
優先すべき理由があれば、順位は変わる。
またその際、アドバイスはするが説得はしない。
意味が無いからだ。
親の都合でコントロールしようとしている。と、子供は察する。
なので、反抗が生まれる。
子供の意見と感情に耳と体を傾け、吐き出す言葉の本質に向き合うのだ。
拠り所になる
⑤価値観を受け入れる
自分の考えに縛られてはいけない。
100%の正しさなど無いからだ。
正直、理解が追いつかない流行り物もある。
でも「自分が理解出来ないから悪」とするのは短絡的だろう。
何よりも、新しい価値観の受け入れは自分が成長できる 。
親が理解をしてくれない。私達もそれが嫌だったハズだ。
価値観を押し付けない
これらは一例だ。他にも沢山のやり取りがある。
家庭環境により親子関係は様々。
何を基準に「上手くいっている」かは、それこそ価値観の問題だ。
子供はどれだけ反抗していても、何らかのサインを送っている。
そのサインを見逃さないようにしていきたい。